伝わるコピーライティング 誰でも使える!上手にまとめるテクニック

キャッチコピーで悩む女性
2015年06月22日

文章を書いていると、内容の収拾がつかなくなって、
結局何が言いたいのか分からない文章に
なってしまうことはありませんか?

特に、文章が苦手だという方が長文を書かねばならないとき、
こういった状態に陥りがちです。

そんなときに、とても便利な書き方があります。

それが「PREP(プレップ)法」と呼ばれる執筆技術です。

ひとつの文章論として確立されているものなので、
ご存じの方もおられるかもしれませんね。

「PREP」とは
■P…Point  =結論
■R…Reason  =理由
■E…Example =具体例
■P…Point  =結論

の頭文字を取ったもので、
この順番通りに書きましょう、という文章論なんです。

何かを報告するとき「まず結論から言え!」なんて話もありますが、
それと同じことですね。

このPREP法の何が便利かって、
プロのように高い文章技術を持っていなくても
スッと読める分かりやすい文章が書けてしまうということです。

例えばケーキ屋さんで、
低カロリーがウリの新商品を宣伝したいとします。
そんなときのコピー(商品説明)は…


■P(結論)
ダイエット中のあなたにおすすめ!

■R(理由)
あま~いのに太りにくい!超低カロリーの新作スイーツが登場!

■E(具体例)
甘さそのままでカロリーオフの夢のような甘味料、
羅漢果(らかんか)エキスを使用!

■P(結論)
ダイエット中でもスイーツを食べたいあなた! ぜひご賞味あれ!


といった具合になりますね。

ほか、マーケティング部署の人が、
上司に「○○町に新規出店したほうが良い」
という意見報告書を提出したい場合は…


■P(結論)
今回の新規出店、○○市の○○町が良いと考えます。

■R(理由)
なぜなら、競合他社によるこの地域への進出が遅れており、
先手を打って独占市場が見込めるからです。

■E(具体例)
A社は県東部地域への進出を強化しており、この地域へ手が回りません。
B社は財務健全化のため、現在、新規出店そのものを抑えています。

■P(結論)
よって、当社はこの地域に積極的に打って出るべきと考えます。


このように、色々な場面で便利に使えるのがPREP法なのです。

長文をまとめるのが苦手だという方に、ぜひオススメします!

…と、ここまで書いたところで、気付いた方もおられるかもしれません。
今回のメルマガも、まさにPREP法で書いていたんですよ。

■P:長文を書くのが苦手な方はPREP法がいいですよ
■R:誰でも簡単にまとめられるからです
■E:例えば、こんな使い方もできます。ほら、簡単でしょ?
■P:だから、PREP法はオススメなのです

という流れですね。

本当に簡単ですので、あなたもぜひ試してみてくださいね!

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