昨今、SNSで集客している人も多いと思います。
でも何を書いたらいいの?という方、
「事実の説明」だけでは片手落ち。
文章に「感情」を添えるといいですよ、というお話です。
心は、事実だけでは動かない
あなたは文章を書くとき、
「事実」と「感情」を使い分けていますか?
人に共感してもらえて、
あなたの信用に結びつくような文章にするには、
事実だけでなく感情も上手に織り交ぜることが大切です。
たとえば、感動的な映画に出会ったとして、
それを相手にも観てもらいたいとき、
あなたなら何をどう伝えますか?
おそらく多くの方は、
あらすじや印象的なシーンを
伝えようとするのではないかと思います。
ああなって、こうなって……
アクションシーンがすごくダイナミックで……と。
それを前提に考えてみてほしいのですが、
これらの感想は事実でしょうか、感情でしょうか?
――そうです。「事実」です。
もちろん、事実を伝えることが
悪いわけではありませんが、
ここにちょっとした落とし穴があります。
事実だけでは、共感や感動にまで
高められない場合があるんですね。
できれば、その映画(そのシーン)で、
あなたの心がどう動いたのか、
こんな感じで「感情」を加える工夫を
してみてほしいのです。
事実:そこで主人公が、自分を犠牲にして妻を助けるんだよね!
感情:もう、今すぐ家に帰って妻を抱きしめたくなったよ!
いかがですか?
こうやって感情を織り交ぜたほうが、
多少なりとも「その映画を見てみようかな」
という気持ちになりませんか?
実はこれ、あなたの会社やお店のHPで紹介している、
商品やサービスの解説も同じことなんです。
○○することができる、××という最新機能が備わっている、
△△な体験をすることができる、超破格の◇◇円……
これはすべて「事実」ですよね。
共感や感動にまで高まらない、
いまひとつな商品・サービス紹介は、
ここで終わってしまうことが多いんですよ。
事実とは、言い換えれば
その商品・サービスのスペックや仕様といえます。
こうしたスペックだけでなく、
それのおかげでお客さんが
どんな感情を抱くことができるのか、
そこまで踏み込むのがポイントなんです。
たとえば、
△△な体験ができるので日頃のストレスが洗い流され、
「また明日から頑張ろう!」って気持ちになれますよ、
などです。
ここでもう一つ意識すると良いのが、
感情はできるだけ具体的に表現すること。
嬉しいとか、楽しいとか、気持ちいいとか、
抽象的な表現はできるだけ避けたほうがベターです。
「リフレッシュできて気持ちいい」ではなく、
上記のように
「また明日から頑張ろうという気持ちになれる」
と書いたほうが、より伝わりやすくなります。
抽象的な表現は、幅広く解釈できるため使いやすいのですが、
そのぶん一般的すぎて相手の印象に残りにくいからです。
最後にもうひとつ、アドバイス!
こうした表現力を磨くために、
ちょっとした工夫でできる、
便利なトレーニング方法があります。
それは、SNSを使うとき。
お友達の投稿に対し、
できるだけ「いいね!」だけで終わらせずに、
自分なりの感想を文章(コメント)で
伝えるようにしてみましょう。
何が「いいね!」と思ったのか、
きちんと言語化するんです。
これだけでも、語彙力や表現力がかなり鍛えられます。
まずは、事実だけでなく感情も添える。
感情は具体的に表現する。
あなたの文章に個性が生まれ、
より共感の呼べる内容に変身しますよ。
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