お客様の声は、見込み客の購買行動を決定する一つの要因になります。 買うかどうか決める前に、「クチコミを見てから」という人は多いですよね。
ホームページにお客様の声を掲載する効果的な方法について、集客につながるコツをお伝えします。
◆お客様の声は文字と動画、どちらがいいの?
お客様の声、あなたはどんな方法で掲載していますか?
紙でアンケートを取り、手書きのアンケート画像をサイトに掲載。 その横に文字も入力して掲載、という方法があります。店舗経営者はこの形が多いのでは?
一方、最近増えているのが「動画のお客様の声」です。 お客様がインタビューに答える形で、その商品やサービスに決めた経緯や 使用後の感想を話すもの。
顔出しで話しているので、やらせ感がなく、動画のほうが信憑性があって、 心から買って良かった!という気持ちが伝わってくると、こちらの心も動きます。
スマホで撮影、スマホで編集、そのままYouTubeにアップと、簡単にできるので、やり方を覚えてしまえば、頻繁にサイトにアップできますよね。
もう一つ、動画でおすすめは「ZOOMでお客様の声を撮影」という方法です。
お客様と自分の顔をZOOM画面に表示して、「●●さんは、以前どんな悩みを抱えていたのですか?なぜこの商品を買おうと思われたんですか?使ってどんな変化がありましたか?」と、質問に答えてもらう方法。
ZOOMは録画ができますから、撮った動画をYouTubeにアップ。お客様の声としてサイトにアップすればOKです。
お客様も自分も、PCやスマホ、タブレットの前で話すだけですから、どこにいてもできますよね。ネット環境さえあれば、時間と場所を選ばずに撮影できます。
本当に便利な時代になりましたよね。でも、掲載のやり方ひとつで、検索で上位表示されて集客につながることもあるんです。
◆お客様の声は1例1ページ、タイトルにキーワードをいれること
お客様の声の見せ方は、文字と画像、動画、どちらでもいいのですが、 もったいないのは、その掲載の仕方とタイトルです。
例えば、「お客様の声」もしくは「事例」というページに、上から下までずら~っと事例を掲載していませんか?
工務店によくあるのが、「事例1 N様邸」みたいなタイトル。
タイトルというのは、そのお客様の声の見出しのことです。
Googleの検索エンジンは、タイトルタグにあるキーワードと、本文にある内容を照らし合わせて、その情報を必要としている人に役立つ記事を、検索で上位表示します。
例えば、「らせん階段のある家って何坪必要なんだろう?」「らせん階段のある家っていくらぐらいするの?」という人が調べるとしたら、こんなキーワードを入れて検索しますよね?
「らせん階段の家 何坪必要?」「らせん階段のある家 相場」「らせん階段の家 事例」など。
ということは、お客様の声のタイトルに入れておくといいのは「事例1 N様邸」ではなく、上記のキーワードです。
それに、らせん階段の家について調べている人は、中庭のある家とか、書斎のある家なんてのには興味はなく、他の事例なんてどうでもいいわけです。
ということは、1ページ1事例ずつ、キーワードになる文言を入れて、詳しい内容を伝えてあげるのがホームページの役割。
お客様の声も、活用次第では「集客の窓口」になるんです。
実際、物語ライティングのお客様も、検索してもらいたいキーワードをお客様の声に入れて、集客につながった例があります。
動画の場合は、YouTubeの動画タイトルと説明文にキーワードを入れておくことも大切。
GoogleのAIは優秀ですから、動画のタイトルと内容も把握して検索評価の対象にしてくれます。
検索エンジンってなに?お客様の声の掲載は今のままでダメなの?という方は、個別で相談をお受けしています。