独立開業したけど思うように集客できない、暇だ~!
開業したての頃って、案外時間が有り余っていて暇ですよね。忙しい振りしてみても、会社員の頃よりはずっと時間があるはず。
そんなとき、パソコン一つでできることがあります。
それは「自分の右腕となる文章を書いてネット上にアップしておくこと」。できるときに始めておくと後で楽になり、あなたに代わって営業マンにもなってくれます。
◆専門家としての知識を文章にする
まずは簡単なものでいいからホームページを作りましょう。今どき検索もせずに見ず知らずの人に仕事を頼むお客様はいません。友人の紹介でも、どんな会社か、信頼のおける人なのかはホームページを見て判断します。
自分じゃとても……という方は、ブログでもいいから、とりあえず作る。アップする記事は「専門家として、自社のお客様となる人に伝えたいこと」です。
たとえば、「〇〇を発注するなら〇月が一番おすすめな理由」なんて記事でもいいですよね。業界の繁忙期は、案外一般の人には分からないもの。時期にこだわらなければ、時間的に余裕のある時に相談してもらうほうが、より丁寧な対応ができるはず。こういう「業界あるある」は、説明してもらえると重宝します。
また、「素人が陥りやすい失敗例」なんて記事も役立ちます。見込み客をただ怖がらせるのではなく、専門家として客観的に注意を喚起すればいいです。
間違っても煽って自分のところで申し込ませようとしないこと。公平な立場で専門知識を共有してくれる人は、お客様に好かれます。
◆文章に事例を入れると説得力が増す
ホームページやブログに文章を書くときにおすすめなのが、事例を入れることです。できれば自社の事例がいいですね。
「たとえば~~」と具体例を書いていくと、読み手が理解しやすいですし、「こういう事例を出せる人なら安心できる」と、信頼感にもつながります。
開業したばかりで会社としての事例がない場合は、会社員時代の事例を顧客が特定できないように紹介する手もあります。他人の手柄を自分のものにして書いてはいけませんが、独自にたたき出した数字や喜んでもらえた事例がきっとあるはず。
自慢になりすぎないよう注意しながら、専門家としての想いを事例に乗せていきましょう!事例だけは誰も真似できません。
◆タイトルひとつ変えるだけでも効果はある
これは私の例ですが、ブログのタイトルを見込み客が検索するであろう言葉にして、本文のキーワードもそれに合わせて統一しただけで、そのブログ記事から直接受注が入るようになりました。見込み客を通り越して、直接客を呼び込むことが可能になったのです。
その時同時に行ったのは、ターゲット(見込み客)に関係ない記事の削除と、内部リンクを増やすこと。もちろん、ターゲットに役立つ記事を、どんどんアップしていくことも続けました。
すると半年後には、80%以上あった直帰率が60%台になり、自社サイトの滞在時間も約3倍になったのです。つまり、サイトを訪れた人がじっくり記事を読んでくれて、他のページも回遊してくれるようになったわけです。
「文章ひとつでこんなに結果が出せるなんて!」と書いた私自身が驚きでしたが、同じことがお客様のサイトでも起こるので、これはもう楽しくて仕方ありません。
ホームページの文章相談を受けていると、「あぁ、この文章もったいないな~」「このブログ記事はもっとこう書けばいいのに」と思うことが多いです。
ホームページはコンテンツが大事!と言われるいま、文章でできることが何なのか、具体的な事例を交えて、このセミナーでお伝えします。