ホームページ用代表挨拶文と求人用代表挨拶文を同じにしてはいけない3つの理由

2020年08月25日

ホームページリニューアルで社長が悩む文章の一つに「挨拶文」があります。会社概要に掲載する挨拶文と、採用ページに掲載する挨拶文、大きく分けて2種類ありますが、これをごちゃ混ぜにしてしまうと全く効果を望めないものになってしまいます。

社長挨拶文専門のライティング会社として、これまで1,100社以上の挨拶文を手掛けてきた弊社がその3つの理由についてお伝えします。

1、ターゲットと目的が違う

一般的な代表挨拶文の読み手は、見込み客、既存客、ビジネスパートナー、社員、世間の皆さんと、幅広い層が対象です。

この挨拶文の目的は、あなたの経営理念を伝えること。「なぜ誰のためにこの会社があるのか」、社長の想いを通して「企業の社会的存在価値」を認知してもらう場となります。

一方、採用ページに掲載する代表挨拶文の読み手は、「あなたの会社に興味をもっている人」、つまり有力な見込み客といえる人達です。この挨拶文の目的は、「ほしい人材の獲得」。セールスライティングと同じで、ターゲットを絞れば絞るほど、理想の社員が集まる場となります。

2、伝えるべき内容が違う

一般向け代表挨拶文は、経営理念や事業内容、業界への想い、お客様への感謝気持ち、今後の展望など、伝える内容が多い分、やや抽象的な文章になってしまいます。しかし、社長の飾らない想いが伝われば、それでOK。多くの読み手から信頼される内容であれば大丈夫です。

一方、求人用挨拶文は、応募者があなたの会社の一員となった姿をイメージしやすいよう具体的に書かないと相手が動きません。とくに伝えなければならないのは、「社員とともにどんな未来を共有したいのか」と「それを実現するために、どんな人材がほしいのか」の2点。具体的に書けば書くほど、欲しい人材の心が動かされます。

3、挨拶文をどんな行動に繋げるかが違う

ホームページの文章は、そのすべてがコンテンツマーケティングに関わるものといえます。つまり、コンテンツライティングの良しあしが売り上げに直結するのです。

コンテンツライティングの基本は、文章を読んだ後、読み手にどんな行動をとってほしいのかを想定して書くこと。ただ想いを伝えるだけで人は動きません。次にどうすればいいのか、行動の導線を整えてから書かなければ、思う通りの結果は得られません。

このコンテンツライティングが力を発揮するのが、「求人用代表挨拶文」です。応募者が一番に注目するところですね。

読んだ後、「この社長のもとで働きたい!」と心動かされる内容であることはもちろん、そのまま応募につながる導線を整えておくのが、求人用代表挨拶文の役割です。

ページ離脱することなく、すぐに応募フォームに進みたくなる文章。まさにセールスライティングと一緒ですよね。

まとめ

一般向け代表挨拶文と求人用代表挨拶文の違いは、目的そのものが違うこと。採用で悩んでいる社長さんなら、とくに採用ページの挨拶文には力をいれましょう。

「曖昧な文章を掲載する会社には、曖昧な社員しか集まってこない」

欲しい社員を入社前に選別できるのが、求人ページの文章です。

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