創業社長にお話を伺っていると、「社会を変える!」という大きな使命感がひしひしと伝わってきます。
熱く語る人もいれば、遠慮がちで言葉少なに語る人もいます。
先日取材した社長さんは後者のタイプ。
研修やセミナーの講師をされているのですが、とても物静かな方で、第一印象は大人しいでした。
「私、実は人見知りで、皆さんの前で話すのなんて苦手なんですよ」とおっしゃいます。
「その社長が何故、人材育成の会社を興し講師に?」とお聞きしたら、
「自分がやってきたことを伝えて人を育てるのが好きなんですよ。そこでスイッチが入ったんですよね。だからそれが仕事になった。私が伝えることで、相手が自立していってくれるのが嬉しいんですよ」
経営者なら誰でもスイッチが入る瞬間ってありますよね。
「俺がやらなくて誰がやる!損得抜きにしてもやりたい!」と思う瞬間。
「世の中を良くしたい」という使命感ですよね。誰のためになぜその仕事をやっているのかという起業の軸となる思いです。
「どんなことがきっかけで、自分に使命感スイッチが入ったのか」共感される社長挨拶文には欠かせない要素です。
「起業してもう何年も経っているから」や「創業社長じゃないから」という方も、思い出してください。日々の仕事に追われていても、必ず心のどこかに、あなたを突き動かした使命感があるはずです。
「でも、そういうの社長挨拶文に入れちゃうと、感情的になりすぎない?」という方は、ぜひ挨拶文の最後に「私は~~(事業)を通して~~な社会にしたいと本気で思っています」と、真剣に夢を語ってください。
夢のある企業、ビジョンを語る社長の言葉は、お客様や求職者の心を動かします。
お客様向けの代表挨拶文にも、求人向けの代表メッセージ文にも、ご自身の使命感を恥ずかしがらずに入れてみませんか?
ビジョン・使命感は挨拶文の最初に入れても最後に入れても、どちらでもかまいません。
最初に入れるなら、「私がこの会社を創業したのは、~~~と思ったことがきっかけでした」と、創業のきっかけに使命感を入れるのがコツ。
最後に入れるなら、「私の夢は、~~~です」と、将来なりたい企業の姿を書きましょう。
あなたの想いに共感する人がお客様となり、社員となります。
「でも、自分ではうまく伝えられない」「そんな時間がない」という方は、私たちプロのライターにお任せくださいね。社長挨拶文専門のライティングはこちら>>
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