代表あいさつ文をお書きした社長さんからこんなメールが届きました。
「ライターの書いた文章を見て勉強になりました。こういう流れをつくったらいいのかと」
読みやすい文章、引き込まれる文章には、心地よい流れがあります。よく「流れるような文章」って言いますよね?
いや~、私にはそんな流れるような文章なんて、すらすら書けないですよ~ヽ(;´ω`)ノというかた、なぜプロが書くとサラッと読みやすい文章になるのか。
そのコツをお伝えしますので、参考にしてくださいね。
<コツその1>
▼大まかな文章構成案をつくる
文章の流れ、つまり「構成」は一番のキモです。
「途中まで書いたけど、何を書きたいのかわからなくなってしまった…」
という人は、構成など考えずに書き出してしまったのが原因。
まずはなにを文章に入れるのか、書きたいこと、伝えたいことを
整理することが重要です。
プロのライターは、これを頭の中で自然にやっているんですね。
だからいきなり書き出しても、まとまった文章になる。
何度も何度も書いているからできる技です。
では、プロでないあなたはどうするか?
「紙に書き出す!」
もうこれ以上の整理法はないです。
では、その手順をご説明。
1、誰に伝えたいのか、ターゲットを書き出してみる
会社概要に書く代表あいさつ文なら、ターゲットは見込み客。
求人用あいさつ文なら、ターゲットは応募者です。
2、1の人に何を伝えたいのか書き出す
さまざまな思いや、エピソードがあるでしょう。
箇条書きでとりあえず全部書き出してみましょう!
ネタ出しですね。
3、文章にどのネタを入れるか、ピックアップする
中には代表あいさつ文に入れず、
他のページで伝えればいいことがあります。
たとえば、「弊社の強みは~」とか
「サービスの特徴は~」といったこと。こういうのは削除!
4、3で選んだネタをどの順番で書くか決める
悩んだら、この順番でどうぞ。
大まかにいうと「過去→現在→未来」の順ですね。
「創業の経緯」…誰のためになぜこの会社を興したか
「企業理念」… 使命、こだわり、それを伝えるエピソードなど
「ビジョン」… 今後の展望
5、締めの一文を入れる
小さな会社なら、気軽に相談してと敷居を低くしておくと
問い合わせしやすいです。
<コツその2>
▼読み手にやさしい文章にする
「やさしい」には2つ意味があります。
「易しい」=わかりやすい文章であること
「優しい」=偉そうで威張った文章にしないこと
難解な言葉を使い、上から目線の文章など誰も最後まで読みません。
「うわっ!この社長性格悪るそ~~っ!」って思われちゃいますよね。
書き方に困ったら、「語りかけるように書く」といいですよ。
代表あいさつ文は、まだ見ぬお客様に気持ちを伝える丁寧な手紙。
そんな風に思って書いてみてくださいね。
でも難しい!公にする文章なんだから簡単に書けないよ~という方は、挨拶文を書く前に必要な想いの整理方法と例文があります。こちら↓↓をクリックしてお読みください。
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