若い社員が集まる求人用代表メッセージの書き方

2017年04月18日

「今年こそ新卒を採用したい!」「若い人の中途採用で会社を若返らせたい!」

こう考えている社長さんや個人事務所の方、ホームページ上の対策は取っていますか?

「高い広告費を支払って求人サイトに募集記事を出したのに、なかなかほしい人材に巡り合えない。巡り合えないどころか応募すらない」という社長さん。自社サイトの採用ページがおろそかになっていませんか?

採用ページで大切なのは、求人用の社長あいさつ文(代表メッセージ)です。とくに小さな会社では、ポイントを押さえて書かないとアウト! 大事なポイントは次の2つです。

本当に欲しい人材が集まらない

採用ページの代表メッセージでよくみられる文章に、こういったものがあります。

「会社とともに成長し、活躍して行く人財を常に求めています」「当社が今求めるのは、自主的、能動的かつ”やる気”のある人財です」

たしかにそうですよね。やる気があって成長したい!という人じゃないと採用できません。でもどうでしょう?これ、求職者全員に当てはまるのでは?

本当に欲しい人に集まってもらいたいのなら、メッセージはもっと具体的にするべきです。

例えば中途採用の場合、「どんなスキルを持っている人を求めているのか」「業界未経験でも、前職でどんな経験をした人を求めているのか」を具体的に書くこと。これを書くと書かないのとでは、応募してくる人の質が全く違います。覚悟が違うんですね。

物語ライティングでも、一時期「ライターなら誰でもOK、初心者歓迎」にしていた時期があります。この小さな会社に月100件を超える応募があり、メールの返信作業だけでも大変! ですが、100件中、採用できるライターは1人いるかいないかでした。

「このままではいけない」と、メッセージ文を書きかえ、採用条件をグッと上げました。その文章がこちら

「ライター募集」では大手サイトに太刀打ちできないので、「外部ライター募集」をキーワードにページを作り、検索上位に上がる工夫もしています。「外部ライター」という文言を知っている人=業界経験者にのみヒットするようにタイトルを作っています。

結果、ハードルを上げたことで応募者は月2~3人になりましたが、本当に来てほしい人だけが集まるようになりました。ターゲットを絞ったことで、「まさに、あなたのような人を待っていたんです!」という人だけ採用できるようになったんです。

では、新卒に向けての代表メッセージはどう書くか? 次のポイントを押さえてくださいね

新卒向け代表メッセージ文に必要なこと

採用ページの代表メッセージでは、こんなのもよくあります。

「社員のやる気を引き出し、社員と会社が共に発展できる環境づくりを目指しています」「小さな会社なので、早い時期から責任ややりがいを感じられる仕事に携わることができます」

なんとなく社員のことを思ってくれている感は伝わってきますが、これだけでは足りません。「自分がこの会社に入ると具体的にどう成長していけるのか」を具体的にイメージできる内容がないんです。

大手はいいですよ。事業内容も職種も多すぎて、メッセージ文に具体的な内容を入れるのは難しいです。しかし、小さな会社は違います。「例えば弊社では~~のために~~をしています」と具体的に書けますよね。

その会社独自の社員教育や福利厚生制度があるはずです。他社にはない取り組みで成果を上げていることが、必ず一つ二つありますよね?

「そういうのはメッセージ文に入れなくても、箇条書きで伝えればいいじゃないか」という社長さん、箇条書きは別に用意して、メッセージ文には「なぜ誰のためにその取り組みを行っているのか」の”想い”をぜひ伝えてくださいね。

求職者にとって大事なのは、「自分がその会社で喜びを感じながら働けるかどうか」です。あなたの会社の存在価値、それを支える社員一人ひとりの存在価値、この2つが伝わる代表メッセージは最強です。

「あなたの会社は何のためにあり、どこを目指しているのか、それを実現するためにどんな人材が欲しいのか。入社後にあるのはどんな人生なのか」具体的に伝えられるよう、まずは全部書き出してみましょう。求職者に伝わるメッセージ文を書くのはそれからです。

でも自分じゃ上手く書けない、そんな時間はない、という社長さんはこちら↓ 我々社長取材専門ライターが取材して文章にします。プロによる取材・執筆の詳細はこちら>>

 

 

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